[単語の音声の聞き方]

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2008年08月17日

previous, former などの区別

國學院大學2008年の文法問題で、previousformer を区別する問題が出ています。

My class teacher, a ( ) professional volleyball player, is coaching the school team.

ア prior
イ previous
ウ before
エ former


まずウに関しては、ほとんど受験の準備をしてこなかった人以外は、簡単に削れるでしょう。

また、アも十分に受験準備をしてある人であれば、すぐ削れるはずです。

イとエでどっちにしよう!?

と迷うのは、OKです。迷ったとしても普通でしょう。

この区別はセンター試験で出たことも以前あったと思います。

http://dailyenglishword.seesaa.net/article/51094024.html でも、少し触れています(しかし核心に触れていませんね 笑)。


この問題の解答は エ former です。

previous は、順番に就任するような役職(たとえば首相とか。第〜代総理大臣、とか言いますよね)とか、順番に起こるような出来事(例えば結婚。離婚と再婚を繰り返せば、順番に起こります)について使います。

一方former は、単にもはや現在はそうではない、過去のことを話すときに使うだけです。

この問題では、修飾する形容詞が volleyball player ですから、「順番」などありませんので、former を入れるしかありません。

そうすると、「今はもう違うけど、昔はバレーボール選手だった人」という意味になります。


ちなみに、この問題とは関係ありませんが、

1 a former prime minister

2 a privious prime minister

の2つだと、どちらの言い方が正しいでしょうか?


答えは、両方OKです。

1 今は違うけど以前首相だった人
2 順番的に前に首相だった人

どちらも考えうるからです。
posted by Koichi at 20:04| Comment(0) | 英単語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月14日

子供の喫煙

埼玉大学の2008年の第1問の英文に、喫煙に関する英文があります。

私自身、たばこの煙を極めて苦手としている(他人の煙が原因ですぐ体調を崩します)人間として、強く関心がある内容です。

たばこの売上は順調に下がっているようなのですが、13歳と14歳の喫煙は改善されていない、とか。

現在すでに成人している人たちのみならず、将来成人となる若者が吸うのをやめてくれないと、たばこの煙に対処できない体質の人たちにとっては、いつまでも生きづらいままです。

私がびっくりしたのは、これは日本ではなくアメリカの話ですが、

Each day, about 4,000 kids try cigarettes for the first time.

(毎日、約4千人の子供が初めてたばこを試す)

というところです。

「へえ、そんなにいるんだ!」とびっくりしました。

もちろん、一回試したからと言って、その後もずっと継続的にたばこを吸うと決まったわけではないですが、心配な数字ではあります。

その前には、

When kids go to car races, music concerts or the movies, they can't help but notice that their idols light up cigarettes.

(カーレースや音楽コンサート、映画に行く時、子供たちは自分たちが崇拝する人物たちがたばこに火をつけるのに気づかないではいられない)

という文があります。

can't help (動詞の原形) =「〜せずにはいられない」

という受験の頻出熟語が登場しています。


なるほど、確かに彼らが大ファンである有名人がかっこよくたばこに火をつけるのを見たら、

「おれもああなりたい!」

と真似てみたくなるのは自然ですね。もちろん、みんながみんな真似るわけではないですけれど。
posted by Koichi at 16:09| Comment(0) | その他英語関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月11日

"you" に"a" が付くのはいったいなぜ?

成蹊大学経済学部2008年の第2問の長文に、以下のような一節があります。

By thinking of your professional life as distinct from your home life, you can protect that interior space; you can maintain a "you" in there that is sheltered from the external forces acting upon you at work.

(参考訳)自分の職業生活を、家庭生活とは別のものだと考えることにより、その内部の空間(=家庭生活)を守ることができる。そこでは、仕事場で自分に降りかかる外界からの力から守られた「自分」を保持することができる。

ここでは、you にa が付いているのが新鮮です。

もちろん、ふつう人称代名詞にa なんてつけませんよね。でも、ここでは付いちゃっているわけです。

a が付くとそれは、世の中に1つだけ存在するというわけではなく、2つ以上存在するかのようなニュアンスを感じさせます。

ということはつまり、いろいろな"you" がいる、と考えていることになります。

これは実は何も難しいことではないですよ。「あなた」は確かに一人ですが、学校での「あなた」と、家での「あなた」は、ある意味別人でしょう。

学校では偉そうにふるまっていても、家に帰ったらお母さんに頭が上がらない、みたいなことはあるでしょう。ドラえもんのジャイアンみたいですけどね(笑)

というわけで、

maintain a "you"

という言い方がここで成立しています。

さらに面白いのは、通常の人称代名詞は関係詞の先行詞にはなりませんが、ここでは関係代名詞that の先行詞になっている、ということです。

maintain a "you" in there that is...

で、there は先行詞にはなれませんので、that is 以下は "you" を先行詞としています。
posted by Koichi at 23:32| Comment(0) | 英文法レベル標準 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月09日

私たちの共通の祖先?

千葉大2008年の第2問に、興味深い内容の長文が出題されています。

ここでは、

our 10,000th great-grand mother

という聞きなれない表現が登場します。

grandmother は「おばあちゃん」のことです。

そしてgreat-grandmother は「ひいおばあちゃん」のことです。

それにさらに、10,000th と書いてあります。

自分の代から1つ、2つ、と代を過去にさかのぼって行った時、一万代目に当たるような、とても昔のおばあちゃんのことだと推測できるでしょう。

そのおばあちゃんに関して、文章の最後には以下のようにまとめられています:

our ancestral mother may be one woman who lived about 200,000 years ago in Africa

ancestral が難しいかも知れませんが、ancestor (先祖) を学習済みであれば、その形容詞形だと推測するのは難しくないでしょう。

この説が絶対に正しいのかどうかは私には分かりませんが、とても興味深いと思います。
posted by Koichi at 13:00| Comment(0) | その他英語関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月08日

Oh, my goodness. のニュアンスは?

東北大2008年の第3問、会話文中の穴埋め問題で、

Oh, my goodness.

を適切な空欄に入れる作業を含む問題が出ています。

一般に日本人に(そしておそらく他の英語を母国語としな人たちにも)よく知られている「驚き」の表現は、

Oh, my God!

でしょう。パソコンなどで打つときは、OMG!! のように略して書くこともあるくらい、親しまれています。

日本人でも、驚いたとき

オーマイガッ!

とか言う人はいます。

これについて、私は宗教については何も専門的な知識は持っていないことを断った上でお話ししますが、

God

という語を気軽に、みだりに使うことに対して、嫌悪感を抱くネイティブの人はいるようです。

キリスト教を生活の中心として熱心に信じている人ほど、そうであるようです。

ですので、God とは言わないで、それを「遠まわし」な言い方にするわけです。

そう、その結果生まれたのが、

Oh, my goodness.

という言い方です。Oh, my God. の代わりなわけです。

他にも、

God knows... (…は神のみぞ知る[つまり誰にも分からない])

を、

Goodness knows...

と言い換えることもできたりします。いちおう知っておきましょう。
posted by Koichi at 21:33| Comment(0) | 英熟語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月07日

芝浦工業大学2008年、共通の単語を入れる問題

芝浦工業大学は、2つの空欄に共通する英単語を入れる問題をよく出しています。

今年の問題には以下のようなものがありました:

A. The village takes its fresh water from a deep ( ).

B. Are you feeling okay? You don't look so ( ).


この2つのカッコに入る共通語を考えてみましょう。

まず簡単にわかるのは、品詞です。

Aの方には、名詞を入れます。

Bの方には、形容詞を入れます。

なるほど、名詞にも形容詞にもなれる単語か〜」 とわかったわけです。

次に、Bの方で可能性を絞ってみてはどうでしょう。

Are you feeling okay? (気分は大丈夫?)と聞いているってことは、相手の体調が良くないっぽいってことですよね。

「だったらカッコには、good か?それともfine か?ん〜、fineだと名詞にしたら『罰金』だな、じゃあwell か?おお、well だな、名詞だったら『井戸』だもんな。Aにもばっちり合うし。」

とまあこんな感じに考えて、解き終われれば理想的ではないでしょうか。

意外な名詞の意味を持つ単語として、

safe (金庫)
fine (罰金)
well (井戸)

あたりは、大学入試でよく狙われています。
posted by Koichi at 01:22| Comment(0) | 英単語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月06日

夫が私を捨てて、若い女の所に行ってしまった

北里大学獣医学部2008年の第1問に、「詐欺」に関する長文が出題されています。

私自身最近詐欺的犯罪の被害に遭い、金銭的に大きな打撃を受けました。それだけに、強い関心をもって読みました。

最後の方に、メルセデスベンツをたったの75ドルで売る女性の話があります。ベンツがたったの75ドル!?ありえないですよね、ふつう。

なんでだろう?詐欺?

そう思います。私もそう思いました。

しかし実は意外な「オチ」がついていて、「なるほど、こんなこともあるのか〜」と思ってしまいました。

さて、その女性の夫は、女性を捨てて、もっと若い女のところへ行ってしまったらしいんですね。

これを文中では、どう英語で表現しているでしょうか・・・?

それは、

A month ago he left me for a younger woman.

です。

基本的な熟語 leave A for B =「Aを去ってBへ行く」を、こんなふうに、女性関係にもうまく使えるんです!

ちなみに、このfor ですが、以前紹介したとおり「交換」のニュアンスも感じられます。その女性と、もっと若い女性とを交換したんですからねえ。
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2008年08月05日

新潟大学2008年下線部英作文

新潟大学2008年の問題で、以下のような英作文があります:

「何回も年齢を聞かれるから、いっぺんに100歳も年を取った気がする」とぼやいていた。(a)外国では、ふつう、日常会話で「おいくつですか」と聞くことはない。相手が何歳だろうと気にならないからである。
(b)ところが、日本には話し相手の年齢が分からないと落ち着かない人が多い。年功序列が徹底しているから、どう接してよいか分からなくなるのだ。

ここでは(b)を考えてみましょう。

だいたいの骨格は、シンプルに

But there are many people who...
でいいでしょう。

そのあとに、「落ち着かない」や「話し相手の年齢が分からないと」を付けていきましょう。

落ち着かない」は、can't relax (リラックスできない) と考えればそれがいちばんよいでしょう。

それ以外にも、feel uneasy, feel worried のように、「心配・不安である」と考えてもいいでしょう。

話し相手」ですが、「相手」に当たるような一語の便利な英単語を考える、という発想だと行き詰ります

ここでは関係代名詞を使って、説明口調で行きましょう。

the person they talk to(with) (彼らが話す人)

のようにやってはどうでしょうか。

すると、全体としてはこんな感じでしょう:

But there are many people who can't relax when they don't know the age of the person they talk to.
posted by Koichi at 15:09| Comment(0) | 英作文レベル標準 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月29日

週休3日制の学校

アメリカでは週休3日制の学校もあるそうです。

日本の学生からすれば、

たったの4日しか週に学校に行かなくていいなんて!

とうらやましく思うかもしれません。

しかし、その分一日当たりの授業時間数は増え、最後の時間にはすでに先生も生徒もくたくた、という状態もあるそうです。

週休3日にしたほうがいい理由は、スクールバスで生徒を運ぶわけですが、いかんせん燃料費が高騰しているので、学校に行く日数を減らして節約しよう、というわけです。

high fuel prices (高い燃料費)の問題は、どこの国でも切実ですよ。

ちなみに、週休3日制は、a four-day week と言います。行くのが4日だからですね。
posted by Koichi at 20:34| Comment(0) | 英単語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月18日

愛媛大学2008年の下線部英作文

愛媛大学2008年の英作文の問題の一部に、以下のような下線部英訳の問題があります。

・・・映画がどうしてそれほど好きだったかよく分からない。私は余り友達に恵まれない孤独な子供だったので、映画の世界に逃避するのは当然だったかも知れない。・・・


まず、「映画がどうしてそれほど好きだったかよく分からない」ですが、ここはミスなくシンプルに片付けたいところ。

I don't know why I liked movies so much.

くらいでしょう。don't know は現在形、likedは過去形、というように時制をお間違えなく。

次に「私は余り友達に恵まれない孤独な子供だったので」の部分ですが、「恵まれない」が少しやりにくい感じです。

勉強しまくっている人だと、「〜に恵まれている」=「be blessed with 〜」と思いつけることもあるかも知れませんが、そこまで頑張らなくてもまあよいでしょう(頑張れる人は頑張ってもよいですが)。

ここでは、あえて何も触れないで、単に「友達をあまり持っていなかった」と考えていいでしょう。

何かやるとしても、せいぜいunfortunately を入れる程度が現実的でしょうが、入れにくいと感じたなら、やはり無視がベストです。

「あまり友達に恵まれない」とは要するにどういう意味なのか?、と考えれば、「あまり友達がいない」ということですからね。

〜ので」のニュアンスは、BecauseAs で表現する手もありますし、それが間違いではありませんが、少なくともAs は個人的には(受験英作文においては)好きではありません

As は「理由」だけを表現する語ではなく、読み手(つまり採点官)からすれば意味的にあいまいになりかねないからです。

答案とは採点官のために書くものですから、わかりやすいものにするべきです。

ここでは、文末に「, so」をつける書き方にしておきます。文頭でBecause を使うのは間違いではないとはいえ、私は好みませんので、Becauseも避けます:

I was a lonely child who didn't have many friends, so


最後に、「映画の世界に逃避するのは当然だったかも知れない。」の部分に入りましょう。

〜だったかも知れない」は、公式通りにいけば「may have 過去分詞」や、「might have 過去分詞」を使うことになります。べつにそれでよいでしょう。

それ以外にも、probably, perhaps, maybe といった副詞を使う手もあります。こっちのほうが形はシンプルです。

当然である」は、「自然である」ということで、形容詞natural を使うのでよいでしょう。

使い方としては、It is natural that... =「・・・ということは自然である」という、仮主語のIt を用いた構文がよいでしょう。

ここでは、is の部分には、代わりにmay have been / might have been を使うことになります。

映画の世界に逃避する」ですが、「逃避」からすぐ思いつく動詞はおそらくescape でしょう。

escape from 〜=「〜から逃げる」のように、前置詞from と組み合わせるのには慣れているかも知れませんが、「〜に逃げる」という言い方には慣れていないかもしれません。

しかし、from A to B が「AからBへ」という定番表現があることから類推できるように、「〜に逃げる」であれば、escape to 〜とやればそれで大丈夫です。

これらを合わせると、こんな感じです:

...it may have been natural that I escaped to the world of movies.


全部合わせると、

I don't know why I liked movies so much. I was a lonely child who didn't have many friends, so it may have been natural that I escaped to the world of movies.

といった具合ですね。
posted by Koichi at 16:26| Comment(0) | 英作文レベル標準 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする