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2008年07月18日

愛媛大学2008年の下線部英作文

愛媛大学2008年の英作文の問題の一部に、以下のような下線部英訳の問題があります。

・・・映画がどうしてそれほど好きだったかよく分からない。私は余り友達に恵まれない孤独な子供だったので、映画の世界に逃避するのは当然だったかも知れない。・・・


まず、「映画がどうしてそれほど好きだったかよく分からない」ですが、ここはミスなくシンプルに片付けたいところ。

I don't know why I liked movies so much.

くらいでしょう。don't know は現在形、likedは過去形、というように時制をお間違えなく。

次に「私は余り友達に恵まれない孤独な子供だったので」の部分ですが、「恵まれない」が少しやりにくい感じです。

勉強しまくっている人だと、「〜に恵まれている」=「be blessed with 〜」と思いつけることもあるかも知れませんが、そこまで頑張らなくてもまあよいでしょう(頑張れる人は頑張ってもよいですが)。

ここでは、あえて何も触れないで、単に「友達をあまり持っていなかった」と考えていいでしょう。

何かやるとしても、せいぜいunfortunately を入れる程度が現実的でしょうが、入れにくいと感じたなら、やはり無視がベストです。

「あまり友達に恵まれない」とは要するにどういう意味なのか?、と考えれば、「あまり友達がいない」ということですからね。

〜ので」のニュアンスは、BecauseAs で表現する手もありますし、それが間違いではありませんが、少なくともAs は個人的には(受験英作文においては)好きではありません

As は「理由」だけを表現する語ではなく、読み手(つまり採点官)からすれば意味的にあいまいになりかねないからです。

答案とは採点官のために書くものですから、わかりやすいものにするべきです。

ここでは、文末に「, so」をつける書き方にしておきます。文頭でBecause を使うのは間違いではないとはいえ、私は好みませんので、Becauseも避けます:

I was a lonely child who didn't have many friends, so


最後に、「映画の世界に逃避するのは当然だったかも知れない。」の部分に入りましょう。

〜だったかも知れない」は、公式通りにいけば「may have 過去分詞」や、「might have 過去分詞」を使うことになります。べつにそれでよいでしょう。

それ以外にも、probably, perhaps, maybe といった副詞を使う手もあります。こっちのほうが形はシンプルです。

当然である」は、「自然である」ということで、形容詞natural を使うのでよいでしょう。

使い方としては、It is natural that... =「・・・ということは自然である」という、仮主語のIt を用いた構文がよいでしょう。

ここでは、is の部分には、代わりにmay have been / might have been を使うことになります。

映画の世界に逃避する」ですが、「逃避」からすぐ思いつく動詞はおそらくescape でしょう。

escape from 〜=「〜から逃げる」のように、前置詞from と組み合わせるのには慣れているかも知れませんが、「〜に逃げる」という言い方には慣れていないかもしれません。

しかし、from A to B が「AからBへ」という定番表現があることから類推できるように、「〜に逃げる」であれば、escape to 〜とやればそれで大丈夫です。

これらを合わせると、こんな感じです:

...it may have been natural that I escaped to the world of movies.


全部合わせると、

I don't know why I liked movies so much. I was a lonely child who didn't have many friends, so it may have been natural that I escaped to the world of movies.

といった具合ですね。




posted by Koichi at 16:26| Comment(0) | 英作文レベル標準 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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