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2006年05月03日

駿台で聞いた英語勉強法(つづき)

前回、駿台に通う高卒生が、

「駿台の英語の授業で、テキストの英文を
 丸暗記するように指導されている」

と言っていた話を書きました。

英文解釈のテキストで登場する英文も丸暗記、
そして、
英作文のテキストに登場する基本短文も丸暗記、
とまあそんな具合だそうです。

しかし、その高卒生の彼としては、
そういうやり方の意味は理解できるものの、
それでもやはりぴんとこない、合点がいかない
部分があるようです。

そういうやり方の意味は、
自分の血肉となり、手足のように自由に
コントロールできる、活用できる
英語表現を一定量たくわえることができる、
ということです。

それはとてもいいことです、当然ですが。

しかし、数学に例えて話したほうがわかりやすい
気もするのですけれども、
数学おたくっているじゃないですか。

中学生のくせにすでに、
大学受験数学の権威ある雑誌「大学への数学」とかに
投稿して成績優秀者に入ってきて、
高校生になったらもうやることがないから
大学生向けの記号だらけの数学などに手を出している
ような人です(笑)

そういう人たちに「数学は暗記だ!」とか言っても、
ぜんぜん無意味だと思うんですよ。

だって、彼らはすでに数学の楽しさのとりこになっている
わけでしょうし、一種の芸術性すらも数学に見出して
いるのだと思うのです。

そして、英語に関しても、事情はそれに似ています。

大学受験レベルとはいっても、
高いレベルを目指せば目指すほど、
「ただの丸暗記」というレベルを超えて、
「楽しさ・美しさ・芸術性」を、
その科目の中に見出すようになると思います。

サッカーが分かる人には、サッカーの戦術に
例えてみるのもわかりやすいと思います。

お金のない弱いチームは、リッチな名門チームと戦うとき、
とにかくまずはゴール前をしっかりかためて、
フォワードにでかいのを一人置いておいて、
ひたすらロングボールを放り込むサッカーで戦っても
問題ありません。

むしろ、そういう戦い方で必死に食い下がる姿が
美しいくらいです。

しかし、たとえば今であれば
バルセロナのような、世界最高レベルの
skillful なプレイヤーたちが集まっているチームが、
ファイブバックにしてゴール前固めて、
両サイドバックもまったく上がらず、
ロナウジーニョまでひたすらプレスに参加して、
ボールを高い位置で奪い、
カウンターでエトーが一発決めて勝つ、
みたいなサッカーをしたら、大問題です。

そういうチームの場合は、勝つという結果を
残せばよい、という問題ではなく、
「美しく勝つ」ということを求めるファンが
必ずたくさん出てきます。
(国によっても違うのはわかっていますけど)


話を戻しまして(笑)
私も受験生時代、英語が得意科目であり、
誇りすらもっていました。

ですので、ただ
「暗記しまくればいい!」
的な発想はしていませんでした。

おそらくその高卒生も同じように
感じているのでしょう。

もちろん暗記作業もします。
それは「基本・土台」ですから。

そしてその「土台」の上で、
自分なりにどう頭を自由に働かせて、
オリジナリティーある発想を
していけるか、という部分で
勝負したい、という気持ちがありました。

ですので、たとえば、
capriciousという、大学受験レベルとしては
ちょっと難しすぎる英単語が
あるのですけど、

「東大の本番の自由英作文で、絶対この単語を
 盛り込んでやる!他の受験生は絶対こんな単語は
 使えないはずだ!」
 
とか、試験に受かる・受からないとは別の次元での
自分の美学というか、こだわりのようなものを、
貫いていました。

あ、実際本番でcapricious は使ってきましたよ。
たぶん正しく使えたんじゃないかな、と思います。

「合格か不合格か」
という発想で勝負するのはもちろんのことですが、
合格するにしても、
「いかに自分の個性を出して、こだわって合格するか」
という発想で勝負している受験生もいるわけです。


潮田耕一
posted by Koichi at 17:07| Comment(0) | 学習法など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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