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2008年04月08日

because 〜ing という形についての考えすぎ

亜細亜大2007 年の文法問題に、以下のようなものがあります:


The book is really useful, (        ) everything very clearly.


1. it explaining
2. because it explains
3. because explaining
4. because it explaining



さて、この問題ですが、難しく考えすぎず、基本的なことだけを考えた人が得をしそうです。


正解は2番ですね。


because は(従属)接続詞で、接続詞の後ろには、ちゃんとしたを書きます。つまり主語で始まり、動詞もあって、必要ならちゃんと目的語もあって・・・という文ですね。これは英語の基本的な約束の1つです。


2番を選べば、it が主語、explains が第3文型の動詞、everything が目的語となって、第3文型のちゃんとした文ができ上がります。


じゃあ他の選択肢はどうでしょうか?軽く反論を考えてみましょう。文法の理解度を試す題材として。
*以下は高校英文法を一通りきちんと学習し、かつ記憶していないとわかりにくい話だと思います。


1は比較的わかりやすいでしょう。


1のexplaining は分詞だということになるでしょう。そして、前に名詞はないし、分詞構文になるしかありません。


しかしこれが分詞構文だとすると、explaining の前に付いているit が邪魔です。

explaining という分詞の意味上の主語だと考えたとしても、このit はThe book を指すわけですから、「分詞に意味上の主語を付けるのは、それが文の主語と異なる場合である」という英語の基本ルールに違反してしまいます。


4は、because の後ろにit という主語を書いたのに、そのあとに動詞を書かずにing 形を書いてしまっています。

ing 形は動詞である可能性はゼロなので(ふつう分詞か動名詞ですから)、ダメです。



さて、最後に3番です。


これは、接続詞の後は、「文の主語+be動詞」を省略することができる、と習った人にとっては、「あ、選んでもいいんじゃない?」という気がしてならない選択肢だと思います。


例えば、こんな言い方はしばしばみるんじゃないでしょうか:


He lived a miserable life when young. (彼は若かったころはみじめな生活をしていた)


このwhen young は、when という接続詞の後ろに本来はあった、he was を省略したものです。


he文の主語wasbe動詞ですので、接続詞の後は、「文の主語+be動詞」を省略することができる、という先ほどのルールがきちんと使われています。


これを踏まえると、3番の選択肢ですが、


The book is really useful, because explaining everything very clearly.


because explaining は、because it is explaining... の「it is」の部分を省略したものだ、と考えることもできませんか?


しかし、これはダメなんです。


なぜか?


接続詞の後は、「文の主語+be動詞」を省略することができる


という先ほどのルールは厳密ではなくて、厳密には、


「一部の」接続詞の後は、「文の主語+be動詞」を省略することができる


です。


なんだそりゃ?


と思うかもしれませんが、事実なんですよ。


残念ながら、because の場合は、後ろの「文の主語+be動詞」を省略するのはダメなんです。


実際、when young という言い方はよく見ますけど、because young という言い方を見たことがある人は、いないんじゃないでしょうか?



posted by Koichi at 12:28| Comment(0) | 英文法レベル標準 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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