[単語の音声の聞き方]

こちら(海外有名英英辞典サイト)にアクセスし、画面中央の「Enter a word or phrase」という枠内に単語を打ち、右の赤い「SEARCH」ボタンを押してください。

検索した単語の横に赤い音声マークが付いているはずです。それを押せば音声が聞けます。

Google
WWW を検索 当サイト を検索

2010年12月21日

「家が建っている」現在形と現在進行形 ている」

現在形現在進行形の区別の勉強をするときに、

家みたいに、ずっと建っているものの場合にはstand を進行形にしてはいけないぞ!

と習うことは多いのではないかと思います。

日本語では、家が「建っている」と言いますが、それに引きずられて進行形にしてはいけません

しかし、例外はあるものです。

エコノミスト」のサイトで私が読んだアフリカ関連の記事に、

IN SOME ways Alhaji Bunu Fodio is lucky: at least his house is still standing.

という文がありました。

コロンの後ろの部分を見ると、houseが主語で、動詞がis standing です。現在進行形です。

この現在進行形には、

この地域では、家はずっと建っているものではなく、すぐ壊れるものだ

というニュアンスが感じられます。

家はずっと建ってるから、stand は現在形にする、なんて教えることができるのは、日本のような安定した国だからにすぎないんだな、と思いました。
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2010年06月29日

no matterの後ろに疑問詞を2つ付けてみる

誰が(誰を)〜しようと」や「何が(何を)〜しようと」といった譲歩の副詞節を作る

no matter (疑問詞)...

という言い方がありますよね。

何が起ころうとも冷静でいなさい

Stay calm no matter what happens.

のような言い方です。

これを習う時、おそらく通常の授業では、後ろに疑問詞を1つ書くパターンしか習わないと思います。

でも、ちょっと先生の教えた事を吸収するだけの姿勢を止めて、自分で応用パターンを考えてみると、

どうしても疑問詞を2個使いたいんだけど・・・

という場合があるはずなんです。

だって、日本語ではよく、

誰が何と言おうと、おれはおれのやりたいことをやるぜ!

のように、

誰が何と言おうと

という表現を使うじゃないですか。

これは「」と「」の2つの疑問詞を含んでいます。

これは英語でどう言うのだろう?

と疑問をもって、ちょっと考えてみるといいですよ。

そして、自分なりの結論を出した上で、先生のところに持って行って質問するといいです。

授業で習った事をもとに自分自身で考え、新たな疑問を持つにいたる、というのはとても健全なことです。

常に受け身でいると眠くてあくびが出ますが、自分から積極的に用法を探求する姿勢を持てば、受験勉強の中にも意外な面白さが発見できる事もあるでしょう。
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2010年06月17日

ワールドカップに見る「仮定法」

ワールドカップが開幕し、私がかねてから応援しているスペインはスイス相手に歴史的敗北を喫してしまいましたが、ブラジルは北朝鮮相手にとりあえず勝利という形を残しました。

ブラジルの前評判に関して書かれた英語記事に、以下のような一文がありました:

However, should Kaka fail, or be injured, Brazil could struggle.

Kakaは、ブラジルのスタープレーヤのカカという選手のことです(知らない人もいるでしょうけれども)。

この文では、shouldそれに対応する主語(Kakaです)の前に来るという変な形になっています。

こういう倒置が起こるのは疑問文の特徴ですが、ここでは「?」もないので、そうではないでしょう。

疑問文ではないなら、後は何であり得るのかといえば、仮定法のifの省略です。

つまり、この文をifを使って分かりやすくするなら、

However, if Kaka should fail, or be injured, Brazil could struggle.

ということになります。これなら高校生なら十分意味が取れることでしょう。

「しかし、もしカカが失敗する、または怪我をすることがあったなら、ブラジルは苦労するかもしれない」

といった意味です。

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2010年05月29日

The reason is because...はダメか?

理由は〜だからです」という言い方として、

The reason is that...

という言い方を高校英語で学習しますが、その時同時にしばしば

The reason is because...

はダメ、ということも習うこともあるでしょう。

日本語の「〜だからです」に引きずられると、because を使いたくなるものです。

しかし実は、これはネイティブスピーカーもよく使う表現です。なので間違いだ、と完全に言いきるのも微妙な気がします。

とはいえ、受験生にお勧めはしません

先の記事で取り上げたReader's Digest4月号でも、The reason is because... という言い方は、頭がいい印象を与えたいなら使わない方がいいとしています。

"reason"という言葉がすでに"because"のニュアンスを"imply" しているからだ、と書いてあります。

それ以外にも、文法的な理由としては、thatは名詞節を作れる接続詞だが、becauseは副詞節を作るだけなので、名詞があるべき位置にbecause節を置くのはおかしい、と言えます。
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2010年04月21日

いろいろな呼ばれ方

アメリカの学校で食べる昼食の質に関する懸念を書いた記事をTIME紙で読んだのですが、ここで、

これは日本人にはなかなか使えるものではないな

と思う表現に出くわしました。

その英語表現は、

学校のランチは、いろいろな呼び方をされてきた」

という意味の文です。

この「呼び方」というのは、例えば、学校のランチは、将来の子供を育てる重要な食事なのに、栄養バランスが悪くて強い子供が育たない。なので、学校給食=「国の将来に対する危機」という言い方をする、ということです。

構造自体は、中学生でも3年生なら習うだろうシンプルなものです。TIME紙だからといって、別に高度なものではありません。

現在完了の受け身形で書けばOKです。

「呼び方」なのだから、動詞もcall でOKです。

ここで、call の第5文型の用法を思い出して、基本に忠実に受け身にしましょう。

We call him Tom.

が、受け身では

He is called Tom.

になるように、be called (名詞)という形が基本となります。

現在完了も忘れずに使うと、

School lunches have been called many names.

という言い方が考えられます。

これもOK。「いろいろな名前で呼ばれてきた」ということです。

しかし、TIMEに実際にあったのは、

School lunches have been called many things.

という言い方です。

そう、thing でもOKなんですね!

しかし、この感覚は日本人にとってはけっこうきついところです。

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2010年02月16日

動名詞が主語の場合、何人称?

今年の上智大学の入試問題に以下のような正誤問題があります。間違っているのはどれか、選ぶ問題です。

(a)Understanding the distribution (b)and population size of organisms (c)help scientists (d)evaluate the health of the environment.

単語がやや難しく感じられるかもしれませんが、構造はそれほど複雑ではありません。

文中にVらしき形をした単語はhelpevaluateしかなく、どちらが本当のVかと言えば、helpです。

help (人) (動詞の原形)=「(人)が(動詞の原形)するのを助ける」

という基礎的な言い方が使われているわけです。

この文のVhelp だとすれば、Sはどれかと言えば、先頭のUnderstanding... の部分ということになるでしょう。

主語になっているわけだから、このUnderstandingは現在分詞ではなく動名詞ということになります。

そこで確認すべきは、主語が動名詞の場合、それは何人称なのか?そして単数・複数どちら扱いなのか?というルールです。

答えは、「3人称単数」です。

ということは、動詞が現在形の場合、sを付ける必要があることになります。

つまり、間違っているのは(c)helpで、正しくは、これをhelps にする必要があるわけですね。


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2010年02月15日

upsetの使い方

慶応看護の今年の入試問題に以下のような問題がありました:

I am upset (1. by 2. for 3. on 4. with) Allan because he hasn't answered any of my recent email messages.

アランが送ったメールに全然返事をしないから、私はむかついている、という内容です。

upset の意味は覚えていたとしても、その後ろに付けるべき前置詞までは注意して学習していなかった!、と後悔した受験生もいるでしょうね。

これは、angryと共に覚えておけば問題ないものです。

be angry with (人)=「(人)に腹を立てている

基本的な表現ですから、ちゃんと覚えている人も多いでしょう。

それと同様、似た意味を持つupsetもやはりwith (人)でOKなのです。

というわけで、解答は4. with です。シンプルですね。
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2009年01月06日

ちょっと離れたto の区別

青山学院大学2006年の過去問に以下のような選択問題があります:

By the spring of 1969, the administration had made a commitment to a black studies program and to ( ) more black studnets.

(a) admission
(b) admitting
(c) be admitted
(d) have admitted



( )の前のto がto不定詞のto なのか、前置詞のto なのかの区別を考えつつ、後ろにはmore black students という名詞が来ていることに注意しなくてはいけません。

まず、to不定詞のto であろうと、前置詞のto であろうと関係なく、(a) と(c) は無理です。

(a) は名詞ですから、その後ろにさらにstudents という名詞が続くのは文法違反です。

(c) は、admit という動詞は第3文型で、受身形にしたらもう後ろに名詞は書けません。しかし後ろにはstudents という名詞がありますから、矛盾しています。


さて、(b) か(d) かを決めるには、and に注目する必要があります。

and は「等位接続詞」ですから、前後には等しい品詞があるべきです。

to がto 不定詞だとすると、前にもto 不定詞があるべきなのですが、ありませんよね?

なので、このto は前置詞だと考えるべきです。そうすれば、and の前にも前置詞to はあるわけで、筋が通ります。

すると、( )は前置詞の後ろなわけですから、動詞の原形ではなく、動名詞を入れるのが適切ですよね?

なので、文法的に考えて正解は(b) admitting です。

この問題では、文章の意味は考える必要はありません品詞に注目して、文法的に考えて解くことが、試験を手早く攻略するという目的では重要です。
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2008年12月23日

主語と補語は「数」がずれてもいい。

be動詞を使った文では、主語と補語が単数・複数の点で一致しているのが普通です。

たとえば、「私は学生です」は

I am a student.

ですが、「私たちは学生です」は

We are students.

ですよね。we複数だから、student複数形のstudents になります。

しかし、そうではない文もよく見かけます。

(2008年北海道大)
Are public smoking bans an effective way to reduce people's exposure to dangerous cancer-causing toxins, or are they just a drain on the economy?



これは等位接続詞or2つの文が結ばれています。

前の文は、疑問文なので倒置が起こっていますが、

S = public smoking bans (複数)
V = are
C = an effective way (単数)


という構造です。

後ろの文疑問文ゆえ倒置していますが、

S = they (複数)
V = are
C = a drain (単数)


という構造です。
(*名詞drainの意味は難しいのでわからなくても問題ありません。「排水溝」という意味が思い出せればそれで立派で、そこからイメージを膨らませて、ここでは「枯渇させる原因」という意味です)


この2つの文は両方とも、主語が複数なのに、補語は単数という構造になっているのです。

なぜこれでOKなのか理解するには「意味」を考える必要があります。

public smoking bans は「公共の場での喫煙の禁止」という意味です。

「公共の場での喫煙禁止」の命令は、いろいろな国・地域・場所でいろいろな形式で行われているので、bans という複数形で書かれています。

しかし、それはあくまでも、方法論としては「1つ」に過ぎません。国民の健康を守る方法は他にもたくさんある中で、その1つが「公共の場での喫煙禁止」なわけです。

だから、"an" effective way なのです。

主語の名詞が複数形で、補語の名詞が単数形というのは、場合によっては何も問題ないことなのです。
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2008年12月15日

by the time に対する反応

by the time (文) は、「(文)するころには」の意味で、

by the time はwhen, because などと同様、(従属)接続詞ですよ

と習うのがふつうです。

辞書に変わった例文がありました:

By the time I was 20 I knew the politics were bullshit.
20歳になるころには、政治なんてくそだってことは分かっていた。

*bullshit はとても汚い言葉ですので、会話をする機会があった時でも使うことはお勧めしません。


さて、このby the time ですが、接続詞としてあまりに有名であるがため、以下のような文に出会うと逆に混乱します

(2008年神奈川大)
Biro was annoyed by the time he wasted filling fountain pens and cleaning up ink spots.


この文章を最初に読んだ時、私は以下のような意味だろうと見当をつけながら読みました:

ビロは、by the time 以下のことをしたころにはもう、うんざりしていた

そしていざby the time 以下の部分をすべて読み終わると、

あれ、これ文になってないじゃない

と気づきます。

he wasted filling fountain pens and cleaning up ink spots の部分は、文になっていません

waste という動詞の語法自信を持って思い出しましょう。

自信を持てるくらいまで確かな知識にしておかないと、「これは文になっていない!」と断定ができず、行き詰まります


waste 〜ing という語法は習ったことがあるか?

いや、ないはずですよ

じゃあ、どんな語法を習ったことがあるのか?

それは、

waste (お金・時間) 〜ing =「(お金・時間)を〜して浪費する」

のはずです。

そう、この部分は、(お金・時間)に相当する名詞が欠けた、不完全な文だったのです。

ということは、このby the time 以下の部分は、

by the time (which/that) he wasted filling...

という解釈をしなくてはいけません。

つまり、この文全体の意味は、

彼は、万年筆にインクをつめたり、こぼれたインクのしみをきれいにしたりして浪費した時間によって、うんざりさせられていた

という意味なのです。

by the timeby は、ただの「〜によって」という意味の、受身形でセットで使われるby です。

このtime は、waste という第3文型の動詞の目的語で、関係代名詞節の先行詞になっているのです。

けっして、by the time (文) というパターンではありません。
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2008年11月14日

like, likely, unlike, unlikely

武蔵工業大学2008年の文法問題に以下のようなものがあります:

( ) most fruits, cherries must ripen on the vine.

1 Different
2 Unlike
3 Dislike
4 Unlikely



これは、like, likely, unlike, unlikely といった、似たような形をした単語の区別をしっかり理解していれば、苦もなく解ける問題です。

like は、「〜が好き」という動詞の用法以外に、「〜みたいな」という前置詞の用法がありますよね。

その前置詞の用法の意味を逆転させたものが、unlike です。「〜とは違い」の意味です。

unlike は前置詞にしかなれません。

likelyunlikely ですが、これらは意味的には反対語です。

likely が「ありえそうな」で、unlikely が「ありえそうもない」ですね。

品詞は、両方とも形容詞が基本で、たまに副詞にもなる、という程度です。語尾に-ly がありますけど、形容詞として使われることが多いので注意してくださいね。

この問題では、unlike正解です。

後ろの部分を見ると、cherries がSmust ripen がVで、すでに文になっています。

ということは、( ) most fruits の部分は、文の要素としてはM(不要の部分)になる必要があります。

fruits名詞で、名詞は基本的にS、O、Cにしかならないものですが、前置詞が前に付けば、一緒にMとなりますよね。

なのでここでは文法的に考えても、前置詞unlike が適任です。
posted by Koichi at 02:28| Comment(0) | 英文法レベル標準 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月28日

オバマ氏の演説中の頻出構文

アメリカ大統領候補として優勢に戦いを進めているオバマ氏スピーチでよく使っている表現の1つに、以下のようなものがあります。

The last thing we can afford is...


これはいったいどのような意味でしょうか?

まず登場している単語だけ見たとき、大学受験生にも十分対処できるものだとわかります。

afford は、「余裕がある」という意味でなんとなく暗記できている人も多いでしょう。

でもそれだけだと、

私たちが余裕がある最後のものは…だ


というよくわからない発言だということになります。

ここで、持っている知識をもっと生かしてほしいのです。受験生が持っている知識で十分足ります。

まず1点目。last についてです。

last の後ろに名詞を書き、その名詞の後ろにさらにto不定詞を書き連ねた、以下のようなパターンは受験勉強の中で必ず勉強するはずです:

He is the last person to do such a thing.
(彼はけっしてそんなことはしない人だ)

このように、「けっしてto不定詞しない名詞」という意味になる、強い「否定」の意味を持つlast があるわけです。

これを思い出す必要があります。

そうすると、afford についてもさらに納得がいくようになります

なぜなら、afford について正しく習っている人であれば、

afford は、通常can't afford という否定の形で使われる

と知っているはずだからです。

can にはnot は付いていませんが、その前のlast に否定の意味が含まれていて、not があるのと同様になっているわけです。

このように考えると、さきほどのオバマ氏の表現の意味は、

私たちが決して受け入れる余裕などありえないものは、…だ

ということなのです。
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2008年10月14日

体から、900本鉛筆が作れる!?

人間の体の中には炭素があります。

元素記号のCや、「カーボン紙」という言葉でもおなじみの通り、炭素は英語では

carbon

と言います。

それを人体からもしもすべてとりだしたら、鉛筆900本分くらい作れてしまうのだそうです。

子供向けのナショナルグラフィックのサイトに書いてありました。子供向けサイトは、大人向けとは違う面白さがあっていいですね!

900 pencils could be made from the carbon in your body.

という英語でした。

このcould のニュアンスをぜひ押さえましょう〜。

別にこれ、could をcan にしても文法的にミスではないんですよ。構造的に正しい英文になります。

でも、意味的にはちょっとまずい感じです。

なぜかと言うと、実際にこんなこと行われていないし、今後行う人もいないからですよ。

だから、can ではなくて、could の出番なんです。

もうおわかりですよね。「仮定法」ですよ。

仮定法をうまく使いこなせると、とても英語らしい英語(日本語っぽくない英語)が書けるようになりますよ!
posted by Koichi at 17:56| Comment(0) | 英文法レベル標準 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大学受験英文法が役に立つ歌詞

受験勉強をしつつ、洋楽を聴いている人も多いかもしれませんね。

英語ができる人が読んでもわけのわからない歌詞もたくさんありますが(笑)、まともな文法で意味の分かることが書いてある歌詞もまた多く
あります。

Avril Lavigne は日本同様台湾でも人気がある歌手で、歌詞には単純明快なものも多いです。

例えば彼女のアルバム『The Best Damn Thing』に収録されている『innocence』 という曲は、単語がシンプルなうえ、文法的に正しく書かれていて、

「確かに英語の授業で習った文法知識が生きるんだな!」

と実感できます。

例えばサビの部分の

It's so beautiful it makes you want to cry.

という歌詞などは、どうでしょうか?

so (形容詞・副詞) that... =「とても(形容詞・副詞)なので...だ」
that省略可能

や、

make (人) (動詞の原形) =「(人)に〜させる」
*人に〜しようという意志がない場合に使う。

は、受験英語のごくごく普通の知識ではないでしょうか?

そういった知識は、現実社会の英語でも、実際にこのように使われているのです。

だから、英語の受験勉強は、将来英語を使う時に役に立ちます。

ただ、それだけでは足りない面もたくさんある、というだけです。

もし将来英語を生かしていきたいのなら、大学に入ってからも熱心に英語を勉強すればいいだけのことです。
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2008年10月03日

I feel boring.

退屈だなあ」と英語で言う時に、

I feel boring.

と言ってしまうのは、とてもよくあるミスです。きわめて典型的です。

これは別に日本人だから(つまり、日本語という言語の影響のせいで)やってしまうミス、というわけではないと思います。

実際、台湾で英語を話しながら過ごしていても、このミスはよく耳にします

このミスは、5文型の考え方をきちんとやれば、防ぐことができます。決して難しい理屈ではないのです。

まず、feel動詞で、boring形容詞ですよね。品詞は覚えるしかありません

後ろに形容詞が来ているので、このfeel第2文型の動詞なわけです。

第2文型の動詞では、おおざっぱに言って「S=C」の関係がある、と教わる人は多いと思います。
(*この教え方を嫌う先生もいます。そういう先生に習っている場合には、習わないでしょう)

それを使うと、このI feel boring. には、

I = boring

という意味が含まれていることになります。

ここでよく考える必要がありますが、boring という形容詞は、「人を退屈にさせるような」という意味です。

例えば、話が長くてくどい人は、人を退屈にさせますから、boring です。He is boring. などと言ってOKです。

他にも、面白くない映画boring です。This movie is boring. などと言えます。

これを踏まえると、I feel boring. と言ったら、

自分は面白くない人間だよ

と言っているようなものなのです。

だから、おかしいんです(笑)。

正しくは、

I feel bored.

です。

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2008年08月11日

"you" に"a" が付くのはいったいなぜ?

成蹊大学経済学部2008年の第2問の長文に、以下のような一節があります。

By thinking of your professional life as distinct from your home life, you can protect that interior space; you can maintain a "you" in there that is sheltered from the external forces acting upon you at work.

(参考訳)自分の職業生活を、家庭生活とは別のものだと考えることにより、その内部の空間(=家庭生活)を守ることができる。そこでは、仕事場で自分に降りかかる外界からの力から守られた「自分」を保持することができる。

ここでは、you にa が付いているのが新鮮です。

もちろん、ふつう人称代名詞にa なんてつけませんよね。でも、ここでは付いちゃっているわけです。

a が付くとそれは、世の中に1つだけ存在するというわけではなく、2つ以上存在するかのようなニュアンスを感じさせます。

ということはつまり、いろいろな"you" がいる、と考えていることになります。

これは実は何も難しいことではないですよ。「あなた」は確かに一人ですが、学校での「あなた」と、家での「あなた」は、ある意味別人でしょう。

学校では偉そうにふるまっていても、家に帰ったらお母さんに頭が上がらない、みたいなことはあるでしょう。ドラえもんのジャイアンみたいですけどね(笑)

というわけで、

maintain a "you"

という言い方がここで成立しています。

さらに面白いのは、通常の人称代名詞は関係詞の先行詞にはなりませんが、ここでは関係代名詞that の先行詞になっている、ということです。

maintain a "you" in there that is...

で、there は先行詞にはなれませんので、that is 以下は "you" を先行詞としています。
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2008年04月08日

because 〜ing という形についての考えすぎ

亜細亜大2007 年の文法問題に、以下のようなものがあります:


The book is really useful, (        ) everything very clearly.


1. it explaining
2. because it explains
3. because explaining
4. because it explaining



さて、この問題ですが、難しく考えすぎず、基本的なことだけを考えた人が得をしそうです。


正解は2番ですね。


because は(従属)接続詞で、接続詞の後ろには、ちゃんとしたを書きます。つまり主語で始まり、動詞もあって、必要ならちゃんと目的語もあって・・・という文ですね。これは英語の基本的な約束の1つです。


2番を選べば、it が主語、explains が第3文型の動詞、everything が目的語となって、第3文型のちゃんとした文ができ上がります。


じゃあ他の選択肢はどうでしょうか?軽く反論を考えてみましょう。文法の理解度を試す題材として。
*以下は高校英文法を一通りきちんと学習し、かつ記憶していないとわかりにくい話だと思います。


1は比較的わかりやすいでしょう。


1のexplaining は分詞だということになるでしょう。そして、前に名詞はないし、分詞構文になるしかありません。


しかしこれが分詞構文だとすると、explaining の前に付いているit が邪魔です。

explaining という分詞の意味上の主語だと考えたとしても、このit はThe book を指すわけですから、「分詞に意味上の主語を付けるのは、それが文の主語と異なる場合である」という英語の基本ルールに違反してしまいます。


4は、because の後ろにit という主語を書いたのに、そのあとに動詞を書かずにing 形を書いてしまっています。

ing 形は動詞である可能性はゼロなので(ふつう分詞か動名詞ですから)、ダメです。



さて、最後に3番です。


これは、接続詞の後は、「文の主語+be動詞」を省略することができる、と習った人にとっては、「あ、選んでもいいんじゃない?」という気がしてならない選択肢だと思います。


例えば、こんな言い方はしばしばみるんじゃないでしょうか:


He lived a miserable life when young. (彼は若かったころはみじめな生活をしていた)


このwhen young は、when という接続詞の後ろに本来はあった、he was を省略したものです。


he文の主語wasbe動詞ですので、接続詞の後は、「文の主語+be動詞」を省略することができる、という先ほどのルールがきちんと使われています。


これを踏まえると、3番の選択肢ですが、


The book is really useful, because explaining everything very clearly.


because explaining は、because it is explaining... の「it is」の部分を省略したものだ、と考えることもできませんか?


しかし、これはダメなんです。


なぜか?


接続詞の後は、「文の主語+be動詞」を省略することができる


という先ほどのルールは厳密ではなくて、厳密には、


「一部の」接続詞の後は、「文の主語+be動詞」を省略することができる


です。


なんだそりゃ?


と思うかもしれませんが、事実なんですよ。


残念ながら、because の場合は、後ろの「文の主語+be動詞」を省略するのはダメなんです。


実際、when young という言い方はよく見ますけど、because young という言い方を見たことがある人は、いないんじゃないでしょうか?

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2008年03月14日

関係代名詞のWhat (〜こと・もの)と、接続詞のthat (〜ということ) との区別

今年の青山社会情報学部の問題に、


(    ) that cat found its way home from 100 miles away is incredible.


で、選択肢には、


a. What
b. Why
c. When
d. That


というものがあります。


これはおそらくは、迷うとすれば、What かThat という人が多いのでしょう。


関係代名詞what と接続詞that は両方とも名詞節を作れますし、訳もいいかげんに覚えれば、両方とも「こと」みたいな感じなんで、似ていますからね。


このwhat とthat の区別を付けるには、訳にだけ頼るのは危険でしょう。

なぜなら、たとえwhat を「こと」、thatを「ということ」と覚えていたとしたって、どっちを入れてもこの文は訳せてしまうからです。


「その猫が100マイル離れたところから家に帰った」ことは・・・
「その猫が100マイル離れたところから家に帰った」ということは・・・


ね、どっちでもいいですよね。


ですので、文法問題では、訳だけではだめで、文法上の約束に頼る姿勢が重要です。


関係代名詞は、後ろには不完全な文が来る
接続詞は、後ろに完全な文が来る


こういう区別ですね。

これを分かっていて、かつ、find は第3文型の動詞で、後ろに目的語の名詞way がある、つまり完全な文になっている、というシンプルな事実さえきちんとおさえれば、

じゃあ答えは d. That だな。


と決まるわけです。

-----------------------------------------
☆不完全な文とは、S/O/Cのどれか1つが欠けた文のことです。逆に完全な文とは、S/O/Cが欠けていない文のことです。

ちなみに、Vが欠けてしまっているものはそもそも文だと言えないので、完全な文とは呼べないのはもちろん、不完全な文だとすら呼べません。

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2006年07月01日

正誤問題へのアプローチ:他動詞の目的語の不足への対処

独協大学(外国語)の2002年の問題に、

以下の英文から間違いを探す正誤問題があります。

Many foreign residents of Japan would probably agree that

Tokyo impresses by its vastness, not by their beauty.



これに関して、まず確実に大学受験生に違和感を

与えるのは、

impresses by...

のところです。


なぜなら、impress という動詞は、

〜を印象付ける、感銘を与える

という他動詞として覚えるからです。


100%の受験生が、他動詞として覚えると

言っていいと思います。


そうなると、

impress は他動詞なのに、その後ろは "by..." という

前置詞句が来てる・・・目的語ないじゃん!?



と考えて、

「どうもこの用法はおかしい」

という気がしてきます。


しかし、正誤問題では、

他動詞のはずの動詞に目的語がない!

と思ったときも、まだ答を決めずに、

他の部分をチェックしてください。



なぜそうする必要があるかというと、


@大学受験レベルで覚える動詞の意味は、

「ごく代表的なもの」だけであって、

その動詞の意味をすべてカバーはしていません。

なので、他動詞しかないと思っている動詞でも、

実は自動詞の意味も辞書に載っている、という

オチがありえるのです



Aたとえ他動詞であっても、目的語が

「言うまでもなく明らか」な場合に、

省略されてしまう可能性があります。

どういうときに省略できるのか、その感覚は

まさに「ネイティブレベル」で、

大学受験生レベルの知識では想像がつかない

場合も多いのです。



というわけで、大学受験生としては、

「他動詞の目的語がない」という理由で

その部分を「間違い」と呼ぶのはなかなか

難しかったりします!



なのでむしろ、その他の部分で、

「もっと明らかに」おかしいところを探してください。



この独協の問題であれば、文末の

by their beauty のtheir です。


だって、これは「東京の」美しさのことのはず

ですから、そう考えると、

their はits でなくてはなりません

Tokyo は単数名詞ですからね。


ちなみに文の訳は、

[日本在住の外国人の多くは、東京はその美しさではなく、

その巨大さが印象的である、ということに同意するだろう。
]

というふうになります。


潮田耕一
posted by Koichi at 01:04| Comment(1) | 英文法レベル標準 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月28日

自分の車を持ちたいんだよね

東邦大学医学部の2002年の過去問で、

以下の文中から誤りを探す、

正誤問題が出ています。


"His income is very low, but he wants to buy

his car so that he can drive to work."



これも昨日のに引き続き、

日本人の発想で考えると確実に間違える

ところを狙っています!


日本語だと、

自分の車を買いたいなあ

と言っても問題はないのですが、

英語だとそれはダメなのです。


つまり、

buy his car

の部分がまちがっています!



なぜダメかと言えば、

his car と書いてしまうと、

その時点ですでに持っている車

という意味になってしまうんですよ。


だって、his というのは「所有格

なんですから、所有を表して

当然
ですよね!?


なのでそういう場合、英語では

buy a car

と、a を使って書くのがふつうです。



「え?でも『自分の車』っていうふうに、

『自分の』ってニュアンスを

入れたい
んだけど・・・」



そう疑問に思う人もいるでしょうね。


であれば、ちょっと難しくなって

しまいますけれども、

buy a car of his own

というように、"of one's own" という

熟語を使ってみる手があります!


潮田耕一
posted by Koichi at 14:39| Comment(0) | 英文法レベル標準 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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