[単語の音声の聞き方]

こちら(海外有名英英辞典サイト)にアクセスし、画面中央の「Enter a word or phrase」という枠内に単語を打ち、右の赤い「SEARCH」ボタンを押してください。

検索した単語の横に赤い音声マークが付いているはずです。それを押せば音声が聞けます。

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2011年06月03日

助動詞の後ろの形

上智2011年の入試問題の中に、以下のような正誤問題があります。つまり間違っている部分を探せ、ということです。

Specific writing strategies (a)can (b)playing (c)an important role (d)in boosting reading comprehension.

単語がわからなくてもかまいません。単語力の問題ではないからです。ここで問われているのは、基礎的な文法力です。中学1年生で習うレベルの知識でOKです。

それはつまり、

1 can という単語は、「助動詞」という品詞である。
2 助動詞の後ろに動詞を書きたければ、原形(辞書の見出しになっている、元々の形)で書く

という2つのことです。

それを知っているだけで、(b) playing がおかしいことはすぐわかりますね。これをplay という原形に直す必要があります。

帰国子女の場合、文法がよくわからない、ということがよく起こります。自分の感覚で答えを選ぶ以外、本当にどうしようもない、という人もいるものです。そういう人は、こういう文法知識が問われる試験で苦労します。

日本にずっといる学生は、帰国子女に英会話のペラペラ度で勝つのは無理だとしても、文法力勝負の問題なら、ちょっとまじめに勉強しておけば、すぐ勝てるようになります。
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2010年09月20日

単語の意味しか覚えていないと・・・

英単語を覚えるときに、日本語の意味はチェックするものの、品詞に関してはほとんど無視している(または、無視はしてないけど、かといって頭に入れているわけでもない)学生がときどきいます。

その場合、それでも英会話はできますが(ミスをしても、相手が真意を推測できる範囲のミスであれば、コミュニケーションは成立します)、大学受験の問題に立ち向かうのは、なかなか難しいです。

例えば、青山大学(法)2005年の問題で、以下のようなものがあります:

The police released the suspect due to ( ) of evidence.

(a) insufficient
(b) lack
(c) scarce
(d) short


選択肢を見ると、みんな「不足」系の意味なので、どの単語を入れても、「証拠が不足しているせいで…」という感じで、和訳を作り上げることはできてしまいます。

なので、ここで決め手になるのは、文法の知識であり、品詞の知識です。

due to (〜のせいで、〜が原因で)のto は前置詞のto です。したがって、後ろには名詞を書きます。

だから、選択肢の中から名詞を選ぶ必要があります。

(a), (c), (d)形容詞(b)のみが名詞です(動詞にもなりえますが)。

だから、(b)しか答えはあり得ません。

受験で必要な単語に関しては、全部、どの語が何詞なのか知っているべきです。

どの大学に行くかは将来を大きく左右する選択であり、その大学に行きたい、そこしか行きたくない、という熱意が強い人ほど、万が一にも簡単な文法問題等で点を落とさないような、強固な基礎力を身に付けるべきだと思います。
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2009年01月03日

「意味的に」否定

酪農学園大学2008年の過去問に以下のような選択問題があります:

Tipping is an important part of American culture. Few foreigners like the practice. Actually, few Americans like it, (A. too B. either C. also).

tipping という単語が分かりにくいかもしれませんが、要するに「チップをあげること」のことです。動詞tip の動名詞形です。

文の趣旨は、

チップはアメリカ文化の重要な一部である。外国人のほとんどはその習慣が好きではない。実際、アメリカ人のほとんども好きではない。

ということです。

選択肢too, either, also はすべて「も」の意味ですから、訳を考えることは可能です。

too とeither の使い分けですが、

too は肯定文や疑問文either は否定文で用いる

というのがまず基礎ですよね。

also については習ったことがない、という人もいるかもしれませんが、これもtoo 同様通常肯定文で使うべきものです。

この区別を踏まえた上で、ではこの問題ではどれが適切でしょうか?

文中にはnot がどこにもないので、その意味では形式上否定文ではありません

しかし、few (ほとんど〜ない)という形容詞を使った場合、not が存在しなくても意味的に「否定」ゆえeither を使うことができます

ですので、正解はB. either です。

ちなみにtoo とalso の使い方が類似ですから、消去法で残ったeither を選ぶ、という考え方もできます。




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2008年12月17日

第3文型の動詞と、受身形

2008年独協大の過去問に以下のような選択問題があります:

Ken ( ) committed such a serious crime.

A. can be
B. cannot have
C. is
D. shall be



これ自体、そんなに難しい問題ではないので、ふつうに解いて正解はB、で十分なのですが、これを

第3文型の動詞と、受身形

という視点で見てみましょう。

動詞の中でいちばん数が多いのが第3文型で、問題のcommit もそれの1つです。

意味は「(犯罪を)犯す」です。

選択肢をよく見ると、A,C,Dの3つは、すべて最後にbe動詞が書かれていますので、committed と合わせると

be+過去分詞=「受身形」

になるわけです。

しかし、ここが第3文型に関する文法上の重要なルールなんですが、

・第3文型の動詞は、後ろに名詞を書くのが原則(その名詞は目的語と呼ばれる)

・しかし受身形になった、もう後ろに名詞は絶対書けない(言いかえれば、目的語は置けない)

なんですよ。

なので、

A,C,Dは受身形なのに、後ろにsuch a serious crime (そんな重大な犯罪)という名詞がある

という、ルール違反を犯してるんですね。

なので、commitの意味とか文の意味とかを考える以前に、英語の文の作り方の約束を守ってないので、だめです。

A,C,Dは確実に切り捨てられなくてはいけませんよ!
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2008年12月09日

everybody は「男」か「女」か?

英語では、人を受ける代名詞は、性別によりhe/his/him/his, she/her/her/hers というように使い分けています。

人が複数いるときは、男でも女でもthey/their/them/theirs なので、使い分けがなくなり、シンプルです。

それに関して、2008年の北海学園大学で以下のような選択問題が出題されています:


X: How often should we go to the dentist?
Y: Everybody should see ( ) dentist at least twice a year.

A. our
B. his or her
C. your
D. its


歯医者にはどのくらい行ったらいいのか?

という問いかけに対して、

年に2回は少なくとも行くべきだよ、みんな。

と答えています。

かっこに入れるのは、その文の主語everybody に対応する代名詞です。

意味は「みんな」で、男なのか、女なのかはわかりません

ですので、正解はB. his or her です。「彼または彼女の」と表現するわけです。

とはいえ、です。

実際の英語では、his or her よりもむしろtheir を用いるのが自然です。

everybody は、確かに文法的には「単数扱い」が約束です。3人称単数現在形のs だってもちろん付けます。

しかし、男だとか女だとかこだわっても仕方のない文脈では、いちいちhis or her と表現するのは、いかにも面倒くさいです。

性別に関係なく用いることができるtheir はこういうときに便利ですよ!


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2008年12月03日

前置詞の後ろの形

西南大学2008年の過去問に、以下のような熟語の選択問題があります:

I was ( ) go out when my boss came in.

1 thinking of
2 free of
3 about to
4 aimed to


この問題は、

私の上司が入ってきたとき、私は外出…」

と意味を考える前に、文法的に考えて選択肢を削りましょう

( )の直後が、go という原形になっています。内容は過去なのに、です。


ということは、まず選択肢1や2を選ぶのは大きな間違いです。予選敗退、という感じです。

なぜなら、1と2は、ともにof前置詞ですから、後ろには名詞や動名詞が来るのがルールだからです。


なので、1と2は迷う対象から外し、3と4から正解を選ぶとしましょう。

3のほうは、( )の前のbe動詞とあわせて、

be about to (動詞の原形) =「まさに〜しようとしている」

という表現です。

とりあえずこれを知っていれば、これで意味がきちんと通るので、3が正解だ、とわかるでしょう。


とはいえ、4のaim という動詞も大学入試では基本的なものです。意味は「狙う」で、覚えるべき使い方は、

aim to (動詞の原形) =「〜しようとする、〜しようと目指す」

です。

4の選択肢のように受身形にする必要はありません。
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2008年11月05日

avoid の後ろはto不定詞を使いたくなる?

大学受験勉強では、後ろにto不定詞を取る動詞と、動名詞を取る動詞をしっかり区別して暗記することが、まさに「必須」です。

中でも、動詞avoid は、後ろに動名詞が来るタイプの動詞の代表例の一つです。

みなさんも、enjoy とかfinish とかと一緒に習ったことがあるのではないでしょうか。

ところがこのavoid, 高校生や、英検2級くらいの実力の人から見ればうらやましいくらい英語が「ぺらぺら」な人でも、平気で間違えて使っていたりします

どう間違えるかというと、後ろを動名詞ではなくて、to 不定詞にしてしまうんです。

それは確かに間違いなのですが、気持ちは理解できます

avoid の意味は「〜を避ける」ですから、「〜をやらない」ってことですよね。

「やらない」ってことは、少なくとも今はやっていないわけです。「将来やってしまうかもしれない」ことを、やらない、ということです。

むしろ「将来やりたい」場合には、want tohope to のように、to 不定詞を使うじゃないですか。

そういう、未来・将来のことを表すのに、to不定詞が使われているのですから、

avoid でもto 不定詞を使ったらいいんじゃない?

と感じるのは自然なことだと思うのです。

しかし、そんなことを言っても試験ではまったく無意味ですけどね(笑)。

とはいえ、実際の英会話では、avoid の後ろにto不定詞を使ってしまったとしても、まったく致命的なミスではありません

相手は問題なく意味を理解できますからね。
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2008年11月01日

前置詞の後ろの動詞の形

南山大2008年の文法問題に以下のようなものがあります:

You should always remember to brush your teeth after ( ).

(A) ate
(B) eating
(C) was eatern
(D) have eaten



試験は時間との勝負ですから、簡単な問題は時間をかけずに正解を選び、すぐ次に行かなくてはいけません

この問題はまさに、そういう「簡単に正解を選べなくてはいけない」問題です。

かっこの前に、前置詞after があります。

前置詞の後ろには、名詞or動名詞を置く

それが、文法の基本ルールの1つです。

これだけ知っていれば、すぐに解けます。

eat動詞であって、名詞ではないわけですから、「名詞を置く」というのは無理です。

なので、「動名詞を置く」しかありません。

動名詞の形は、「動詞の原形 + ing」ですから、eating という形に変えます。

つまり答えは、(B) です。

とても簡単です。こういう問題を万が一にも落してはいけません。
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2008年10月29日

-ics の名詞の扱い方

高校生になると、

politics (政治、政治学)

とか、

economics (経済学)

といった、-ics が語尾につく名詞がいろいろと登場します。physics (物理学)ethics (倫理、倫理学)もあります。

日本人が「エアロビ」と読んで馴染んでいる、

aerobics

もその類です。

中京大学2008年の問題でも、aerobics が文法問題のカギとして登場しています。

Aerobics ( ) very popular in the 1980s.

(a) are
(b) is
(c) was
(d) were



これは、主語のaerobics が単数名詞なのか、複数名詞なのか聞いているわけです。

in the 1980s (1980年代に) は、当然過去のことですから、(c) か (d)に答えはしぼられています。

これら語尾に-ics のある名詞は、s があっても関係なく、基本的に単数扱いをしますので、答えは (c) です。

いちおう微妙に例外はありえます(受験ではたいして気にしなくて大丈夫でしょうが)。

例えば、statistics です。

これは、「統計学」という意味では単数扱いですが、「統計」という意味では、複数名詞扱いです。
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sit とseat

東洋大学2008年の問題に以下のような正誤問題があります:

The professor asked the students to @be Asat, but some Bremained Cstanding.

(教授は学生たちにおかけなさいと言ったが、立ったままの学生がいた)

まちがっている場所は、すぐに分かるべきです。

@とAの部分ですよね。

だって、sit という動詞は、第1文型ですよ。第1文型の動詞は、受身形にしてはいけません。基本です。

なので、be satまちがいです。

でも、これをどう直すかが問題ですよね。

自由に直せるなら、be sat をsit (down) にすればいいだけです。

でも、この問題では、@かAしか選べません。

となると、Aを修正するのがよいです。

どうやって、か?

それは、動詞seat を使うわけです。

seat は、「〜を座らせる」という意味の第3文型の動詞です。

第3文型の動詞なら、受動態にするのはまったく問題がありません。

be seated で、意味的にsit と同じになりますから、これで大丈夫です。


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2008年10月27日

sound とfun

面白そうだね!

と、sound という動詞と、fun という単語を使って表現するとき、どうしたらいいか考えてみましょう。

立命館2008年(2月1日実施)の問題にも登場していましたが、ひとつは

Sounds like fun!

です。

動詞sound は、よく主語を省略することがあります。なので、この場合も主語はありません。

後ろのlike ですが、これは前置詞のlike です。文に動詞が2つもあるわけがありません。like は、動詞じゃないならふつうは前置詞です。

ということは、このfun名詞ですよね。「楽しいこと」という意味の不可算名詞です。

さて、それ以外にも言い方はありますよ。

Sounds fun!

です。

このfun は何詞ですか?

まさか名詞ですか?

そう考えない方がいいですよ。なぜなら、

sound は第2文型の動詞なのだから、後ろには形容詞を書く

それが大原則ではないですか?そういう大原則は壊さない方がいいです。

be やbecome は、第2文型のくせに後ろに名詞も書けますけど、これらはむしろ例外です。

なので、このfun は形容詞のつもりでとらえておくといいです。

Sounds good!

Sounds interesting!

Sounds great!

これら3つの例でも、good, interesting, great は全部形容詞ですよね。
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2007年02月25日

前置詞をきちんと知っておこう

前置詞は、「前に置く詞」と書きますよね。
何の前に置くんですかね?
 
答えは、「名詞」の前です。
 
中学1年生で登場する文の、
I go to school every day.
を思い返してみましょう。
(本当に「毎日」行く人はいませんけどね・・・)
 
to が前置詞で、school が名詞です。
確かに前置詞の後ろに名詞が来ていますよね。
 
さて、大学入試レベルに対処するために、
もう少しこの話を広げていきます。
 
実は
動詞も形が変わると名詞っぽい働きをする場合がある
ということに気づいているでしょうか?
 
思い出せますか?
動名詞」ってやつのことです。
~ing 形をいつもしていますよね。
 
動名詞、わかりやすく切れ目を入れれば、
動「名詞」です。
 
この動名詞というやつですが、これも前置詞の後ろに
書くことができるんです。
 
動名詞も前置詞の後ろに書いてよい
ここまできちんとおさえてみてください。
 
そうすると、今年行われたばかりの立命館大学の
試験問題からの抜粋ですが、
 
・間違っている部分を指摘しなさい
The teacher criticized her for make
the same mistake again and again.
(先生は、何度も同じ間違いをしたので彼女を批判した)
(*実際の入試問題では、4箇所に下線が引かれていて、
その中から記号で選択します)
 
という問題にも対処できます。
 
ちょっと難しいと感じる単語もあるかもしれませんが、
(criticize とか。これは
criticize () for (理由) =「(理由)()を批判する」
という意味です)
前置詞forの後ろに、make という動詞が来ています。
 
前置詞の後ろは名詞か動名詞のはずなのに、
おかしいな?
 
そう思えれば成功です。
 
まちがっているのは、make の部分ですよね。
これをmaking という動名詞にすれば、
正解となります。
 
厳密な話をするなら、
「前置詞の後ろには疑問詞の名詞節も来れる」
のですが、今回はそこまでは踏み込むと
初級者向けの話としては話が膨らみすぎてしまう
ので、省かせていただきました。

posted by Koichi at 01:58| Comment(2) | 英文法レベル基礎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月20日

rise とraise

riseraise のちがい、

きっとみなさん1度は習ったことが

あるんじゃないでしょうか。


rise が自動詞で、raise が他動詞

ですよね。


「自動詞とか他動詞とかわからない」

という人は、せめて、

rise が「上がる」で、raise が「〜を上げる」

だということだけでもおさえましょう。


それだけで、大学入試で実際に

点数が変わってきます!


2005年北里(薬)で、

A calorie is the amount of heat required

to rise the temperature of a gram of water

by 1 ℃ at one atmospheric pressure.


という文の、まちがいを発見する問題が出ています。


いちおう訳をつけておくと、


「1カロリーとは、1気圧のとき

 水1グラムの温度を1度上げるのに
 
 必要とされる熱量である」


となります。


でも文の意味なんて、

ぶっちゃけさっぱりわからなくても、

正答するだけでよければ、できます。



"rise the temperature"

の部分を見てください。


rise は自動詞だと言うのに、

名詞のthe temperature (温度)が、

目的語であるかのように、

後ろに置かれています。


それはおかしいですよね。


そのrise をraise に変えれば、

raise the temperature
=温度を上げる


になって、問題なくなります!


このように、

rise とraise の区別はよく出ますから、

絶対おさえてくださいね!


潮田耕一
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2006年04月19日

to不定詞の「原因」と「理由」とは? その2

さて、前回の続きを書きます。

to不定詞の副詞的用法に
「原因」と「理由」
という2つの良く似た意味の日本語で
呼ばれる用法があるわけでした。

しかし、その呼び名だとよくわからないので、
それぞれ
「感情の原因」「判断の根拠」
という名前で呼ぶほうがむしろわかりやすい、
と思います。

「感情の原因」のto不定詞は、
「感情を表す形容詞の後ろ」に使われます。

そういう形容詞はたとえば、
happy, glad, delighted, sad, angry, surprised
などです。

そして、たとえばhappy であれば、

I was happy to see him again.
私は彼に再会できてうれしかった。

のような文が作れます。

happy という感情が生まれた原因は、
彼に再会したこと(to see him again)
である、ということをしめしています。

そしてもう一つの「判断の根拠」
です。

これは、よくある例としては、
「〜にちがいない」
という意味のmust とセットで使われます。

「〜にちがいない」と言ったとすれば、
それは明らかに「判断」ですよね?

そう判断した「根拠」を述べるのが
このto不定詞です。

たとえばこんな文があります:

He must be crazy to go out in this weather.
こんな天気の中外出するとは、彼は狂っているに違いない

「狂っている」という判断を下した根拠は、
こんな天気の中外出したこと(to go out in this weather)
だ、というわけです。


潮田耕一
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2006年04月17日

to不定詞の「原因」と「理由」?

私が初めてto不定詞を習ったときは、
(中学2年だったと思います)
いきなり副詞的用法に関しても
ばっちりたくさんの用法を覚えさせられ
ました。

ちゃんと用法の名前つきで。

いちばんメジャーな副詞的用法と言えば、
やはり「目的」だと思います。

We went to the park to play baseball.
(私たちは野球をするために公園に行った)

というよくある文の、to play の部分が
to 不定詞ですよね。

で、「〜するために」という意味をもつ
このto 不定詞は、副詞的用法の「目的」と
呼ばれるわけです。

で、これ以外にも副詞的用法はあるわけです。

私が初めて習ったときは、
「原因」というものと「理由」というものが
ありました。

この2つの語を初めて聞いて、

「意味同じようなもんじゃない、原因も理由も・・・?
 区別つかないんだけど?」

と思いました。

みなさんもきっと、似たようなものだと
思うと思います。

だからなのでしょうか、もう使われることが減ってきました。
私が英文法を教える際にも絶対に使いません。


(でも、インターネット上で「to不定詞 理由」とキーワードに
検索すれば、「原因」「理由」という言葉を使ってto不定詞を
説明するサイトに出会うことができるはずです。
 私も今やってみたら、そういうサイトがありました)


で、その2つの用法の名前は、私は必ず
こう教えています:

原因→「感情の原因」
理由→「判断の根拠」

手元にある英文法書「フォレスト」を見てみましたが、
私とまったく同じ用語を使ってました。

さて、今回はかなり長くなってきたので、次回、
「感情の原因」と「判断の根拠」について、
どういう「ポイント」をおさえておけば
いいのか、また書きますね。


↓英文法書「フォレスト」です。
best かどうかは人により意見が分かれますが、
one of the best であることには疑いはない、
英文法書の大ヒット作です。



英会話スクールで元を取りまくれる方法とは?
英会話学校を確実にものにする!

潮田耕一
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2006年04月15日

must とhave to を比べておこう:その3

またまたしつこいですが、must とhave to の
ちがいです。

後残る大きな違いは、なんと言っても

過去形や未来形があるかどうか

という点です。

答から言えば、

must には過去形も未来形もない
have toには、had to(過去形), will have to (未来形)

がある、というわけです。

must は助動詞ですけど、未来形がないのはふつうなことです。

can もwill can なんて言えないし、may だってwill may なんて
言えませんし。

他の助動詞だって、未来形はありません。

しかし、過去形がない助動詞というのは、少ない部類です。

この原則に加え、関連してもう一つだけおさえるべき
例外を述べるならば:

must がthat 節内や関係代名詞節内で使われていて、
時制の一致を受けるときは、must のままでよい

というのがあります。
この例外は過去形の文で起こります。

わかりやすいように、例をとりますね。

「おれは勉強しなくちゃいけないなと思った」
という文を英語にしてみます。

「思った」なので、I thought that...
と書き始めますよね?

そうすると、「思った」のは過去のことなので、
「思った内容」を表すthat 節の中も、
「時制の一致」の原則からして過去形で書きます。

しかしその際、must はmust のままでいいんです。

I thought that I must study.

と言ってOKなんです。

もちろん、had to を使って、

I thought that I had to study.

とも言えますよ。


潮田耕一
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2006年04月13日

must とhave to を比べておこう:その2

さて、前回に続きmust とhave to のちがいの
話です。

2つはよく似ていますが、気をつけないと
いけない違いも存在しています。

それはたとえば、not をつけたときです。

must の場合は後ろにnot をつけて

must not

となりますが、

have to の場合には、have が動詞っぽいために、

don't have to

というように、don't を使います。

3人称単数現在形の主語のときには、
もちろんdoesn't を使います。
過去形なら、didn't ですよね。

かつ、意味も違ってしまいます。

must not は、「〜をしてはいけない」
という「禁止」を表しますが、
don't have to は、「〜しなくてもよい」
という「不必要」を表すだけなんです。

言い換えると、
don't have to は、don't need to と同じ意味
だということになります。

とまあこのへんは、大学受験のために勉強している
進学校・進学塾の中学生なら中2でやるでしょう。

ふつうのペースなら高1くらいの人もいるでしょう。

まだ違いがあるので、まだ続きます・・・(笑)


潮田耕一
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2006年04月11日

must とhave to を比べておこう:その1

must という英単語は、
助動詞として中学でも習います。

そして、have to という英熟語も、
(熟語ってほどでもない気もするが)
must と同じ意味だよ、ということで
中学で習います。

まず注意すべきなのは、発音です。

have to
は「ハブ トゥー」
とは読まない、ということです。

「ハフ トゥー」ですよね。

v の音を、f の音のように読むわけです。

まあもっと厳密には、
「ハフトゥ」というか、
to の音は軽く添えるだけで、
「トゥー」なんてしっかり発音はしません。

さて、それはさておき、
いちおうニュアンスを区別する目安を述べます。

must は、「自分の意思」として
なにかをしなくてはいけない
と思っているかんじです。

一方have to は、「まわりのルールとか事情のせい」で、
なにかをしなくてはいけない
というニュアンスがあります。

I must stop smoking. (おれはたばこをやめなくてはいけない)
と言っている人は、やめる気がある感じがします。意思があります。

I have to stop smoking. だと、
医者に言われたし、金ないし、人に嫌われるし・・・
だから「仕方ない」、という感じがします。

つづく
(何回続くのだろうか・・・けっこうmust とhave toは
 めんどくさいですからね・・・)

 
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潮田耕一
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2006年03月13日

「〜している」に気をつけて!

今年の立命館の正誤問題に、
以下のような文があります。

You are cooking for three hours; isn't dinner ready yet?

この文で文法的に間違っているところは
どこでしょうか?

まず訳を考えてみる、という方針でぜんぜん
OK
です。

訳は、
「あなたは3時間料理をしている。夕食はまだ準備できていないのですか?」
というかんじになります。
それはかなりわかりやすいと思います。

ちゃんとした日本語にはなるんですよね・・・

でも、よく考えてください。
You are cooking for three hours
という部分ですが、
「3時間料理をしている」
ということは、
「3時間前(過去)に料理を始めて、
 今でもまだ料理をしている」

ということですよね?

なんかそういうの、聞き覚えありませんか?

過去に動作が始まって、それが現在まで
続いていたり、影響を与えていたり
するときには、
「現在完了形」を用いる


というのが、大事な大事な文法知識です!

なので、正しくは、
You have been cooking for three hours.
とするべきです。

では、You are cooking... のような、
現在進行形を使うべきなのは
どういう場合でしょうか?


それは、

「3時間」とか長く続いてしまう期間の
話ではなくて、
「今」というこの「一瞬」の話をしているときです。

たとえば、

You are cooking now.
あなたは今料理をしている。


という文には、まったく文法的な問題はありません!

潮田の他のブログ:
大学受験を超えたレベルの英語を毎日楽しく攻略!
『TOEIC990ゲットな気分〜英語学習・英単語・英文法』


大学受験生も、一般的な英語の学習者も必見の
英語参考書をリストアップ!
『英語参考書丸秘活用術』


潮田耕一
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2006年02月22日

過去を表す表現と、現在完了

大学受験英語の中にも、中学生でも
当然できる問題が登場することはしばしば
あります。

特に、1問1答の英文法・語法問題や、
正誤問題において、よく目にする気がします。

今年の慶應看護の問題にも、正誤問題で
以下の文の間違いを探すものがありました:

Peter hasn't gone to work yesterday; he wasn't feeling well and took the day off.

文の後半を読むまでもなく、
Peter hasn't gone to work yesterday
の部分まで見ればすぐわかります。

hasn't gone の部分がまちがっています。

なぜなら、hasn't gone は現在完了形になって
いますが、
yesterday という単語がある以上、その動作は
昨日行なわれたことになっています。

「現在完了は、明確に完全に過去しか表さない
 表現とはいっしょに使えない」


という、中学ですでに習う英文法知識を使うことで
解けてしまいます。

参考のため訳を示しますと、
「ピーターは昨日仕事に行かなかった。
(なぜなら)彼は気分がよくなく、その日は
休みを取ったからだ。」

となります。

文中の「;(セミコロン)」は、文脈に応じて
and やbut やbecause などのニュアンスを持つ
ことがあります。

この文ではbecause のニュアンスだと考えると
わかりやすいと私は考えますので、
かっこして「(なぜなら)」と訳に入れておきました。

ちなみに、take a day off
というのは、
「一日休みを取る」
という意味の超頻出の英熟語です。

生徒はときに、自分の実力に自信がなくなったり、
これから本当に実力が伸びるのか
自信がなくなったりします。


そういうときには、こういう簡単な問題を集めて
やらせてみて、

「これでも慶應の問題なんだぞ。今まで英語を
 やってきたからできるわけだろ?これからも
 がんばってやっていけば、もっと難しい問題も
 きっとできるようになるからさ、そうくじけんなや。」

などと励ますのも手だと思っています。


潮田耕一

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posted by Koichi at 09:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 英文法レベル基礎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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